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2012年6月11日月曜日

20120610熊本港から吉無田高原へ

横井小楠記念館にほど近い木陰。
この時点で既に14:00前だった。

昨年10月以来の秋津川は、もうすっかり夏の装い。

県道57号益城矢場線へ。
ここまではずっと追い風で、やろうと思えば40km/h巡航もできたのだが、前から風がこなくて暑いのなんの…

序盤がなかなかにキツイこの坂の登りが始まる。

ここで旧道側に入るまではかなりの部分がクルマ用の道で、ちっとも快適さがない。

木陰が多く夏でも涼しいこの道だが、それも朝のうちの話で、14:00を回ってから登るものではない。

地味に登っていくと、すっかり山の中。

まあ、木陰のお陰や、谷の入り組み方次第でふく風で、涼しいといえば涼しいのだが、足の調子がいまさんで苦しい。
九州横断自動車道延岡線の工事現場の先の一番きつい箇所で休みのダンシングをしようとしたら、左のハムストリングが攣って足をついてしまった…

この辺りの棚田は田植えの真っ最中。

西原、吉無田高原への分岐まできて、 さて登ったものかどうか、この日は一瞬迷った。

曲がってすぐに、こんな店ができていた。
昨年11月のオープンだとかで、そりゃ知らないわけだわ。

日差しから逃れる術がなくなって、本当にいやになりながら吉無田水源に到着。
ここで、頭から水を被って、トイレを済ます。
帰りは、ミルク牧場から白糸の滝方面経由で河原小学校に下って、県道28号に出て帰ってきたが、気温や日差しは落ち着いてきたものの、向かい風に苦しめられた。

木山中学校脇の木山川沿いの道はこの先が畦だったのだが、いつの間にか舗装されていた。

通ってみるが、細かなグルーブが刻まれたコンクリで、まったく快適ではなかった。

まっすぐ県道57号を越えて、益城町総合体育館脇に出るので、そこで秋津川沿いに移る。

この日は、熊本港に行ってからだったので100km超の距離になったこともあり、なんだかんだとくたびれて、冒頭の木陰で少し休んで帰った。
ベンチに座って涼んでいると、数台のロードバイクと、幾人ものジョガーが過ぎていった。
暑い日に、昼から登りなんてするものじゃないと身にしみた日になった。

2012年6月5日火曜日

カエラのお茶会@+Cサイクリング&サイクルシェアライドで菊鹿方面へ

この日は、朝からこんな空模様。いい感じで高層雲がかかっていて、すっきり抜けたような空ではない分、柔らかな日差しが自転車日和を期待させてくれた…のだが…

+C Shopに集合したのは、9名…このあと、二次集合場所で数名が合流の予定…数日前、5月31日の時点では8名の参加かな?とか話していたのだが…、最終的になん名になるのだろうか?

メガネ店長による、お馴染みのブリーフィング。今日の彼は、白バックのお花畑だったw
そう、この日目指すのは、+Cサイクリングの常連であるカエラ嬢お薦めの場所、山鹿市菊鹿町のあんずの丘近くの河原だ。その近辺には、水辺プラザかもと、鞠智城、石の風車(一本松公園)といったスポットもあり、そこへ至るまでの水辺を辿る涼しいゆるポタを期待してのものだった。

今回は初参加の方が少なくなく、この画像の中だけでも、手前のryu氏を除く、さt氏、もりこわ氏、マドン6.9素人氏、ryu氏の職場の同僚でもあるi氏の4名がそうだ。
さt氏は、本年3月24日が初参加で今回二度目三回目の参加だと、のぶさんよりご指摘をいただきました。
もりこわ氏とは、2009年11月に四季の里旭志ですれ違って以来の仲で、かつ+C Shopが現在の鍛冶屋町の前に河原町で開店した際の記念すべき来店者第一号だったのに、これまでこの走行会への参加の機会がなかったのが意外といえば意外。

そして、8:10になって出発。

休日の朝なのにJKがゾロゾロってなぜ?…と思ったら、高校総体の応援で近くの千原台高校に向かう列だったんじゃないだろうか。
フランダースの犬のウインドベストで、JKの群れにも増して二の腕が眩しいのが、やはり今回初参加のさかぐc氏。
ここからは、お馴染みのゆうかファミリーロードを植木方向へ。

色違いのペアルックで、ラブラブなふたり。

ゆうかファミリーロードを外れて、これまたお馴染みの寂心さんの樟へ登る。

寂心さんの樟に8:49について、ここで8分ほど休憩。
一旦止まると話が尽きないので、待ち合わせを考えて尻をひっぱたくのがタイヘンw

植木駅近くで、再びゆうかファミリーロードに戻って、住宅地のなかを通る。この狭隘な道が県道であることが、この標識から見てとれる。

県道208号との交差で、それをアンダーパスせずに県道へと上がる。

舞尾交差点に出て左折し、国道3号線を800mほど走る。この区間は画像の手前に路肩のゼブラゾーンが広めにとってある箇所があって、市街地…しかも渋滞の巣として知られ、ボトルネックになる箇所…の国道にしては意外と走り易かった。
今日のmatsu。氏は、biciclistaのなかでも人気が高い王様ジャージ。

北区役所前交差点で、右折するための信号待ち。
それにしても、普段走ってる場所から考えると大都会だなあ、植木って…

熊本市北区役所前を通って下っていき、想定していたのとほぼ誤差なく9:20に、小野小町生誕の地と伝えられる小野泉水公園に着く。
ここで、なんと7名もの方々がお待ちかね。

ここで合流したのぶ氏のお仲間である熊本シニアサイクリングクラブ(KSC)のメンバーのbenbo氏、ペプシン氏、そしてねーさんのかつてのSNS仲間であるSimonご夫妻まで、なんとまあバラエティに富んだ顔ぶれだったのだろう。
もちろん、この日の主役ともいえるカエラ嬢と、ブルベ愛の伝道師もお待ちかねだった。
ここでも話に花が咲きまくって、あっという間に10分が経過。

総勢16名の大所帯になって、再出発。
この時点で、気温は25℃ほどになっていたのだろうか。
中富小学校までは自分がルートを決めたパートなので、基本的に前を牽いた。

小野泉水近くにある九州自動車道のガードの南側のそれを潜って、上生川沿いに出る。上生川は「わぶがわ」と読むのだそうだ。小野川沿いに出るこの道は、KSCご用達の道らしく、自分ものぶさんのブログを通してその存在を知ったのだが、その氏と伴にここを辿るのはもちろん初めてだ。
上生川だと思っていたのは小野川だったようで、これまたのぶさんにご指摘いただいた。菊池川水系は複雑で、なかなかその全貌がつかめない。要所となる水系や橋の名だけでも憶えておかなければだな。
暫くまっすぐな道なので一旦後ろに下がってパチリ…いや、実はそんな余裕はなくて画像もないのでペアルックの片割れのryu氏から勝手にがめたw

途中県道329号と交差して、小野川が上生川に合流する手前で左折し、信号のある交差点を右折して橋を渡らずに合志川の左岸に出たのが、9:45ぐらいか。
ここで対岸に、女子を含むと思われる自転車海苔の群れが、やはり鹿本方面に向かって走っているのが見てとれた。

こちらは左岸を進むが、この画像のあとで道の接続が厄介な箇所があって、多くのエントラントがそこで橋を渡って先ほどの集団が走っていた対岸に移ってしまった…まあ、辿り着く先は同じだから一向に構わないのだが…

右岸に移ってしまったその列車を、遠くに眺めながら走る。これはこれで、なんとなく競争をしてるようで意外と面白かった。川の蛇行でこっちのRがきつくなると一気に引き離されるので、そうならないように務めたが、この日はかなりの向かい風で、がんばって回そうって気がまったく起きなくて困った。
しかし、護岸工事が行われていないこの川岸の様子はなんど見ても素晴らしい…と思うのは、たまにこんな場所を訪ねるだけの自分たちのような者だけで、地元の方々にしてみれば、ただの水害の巣にしか見えないのかもしれない。またいつか遊びに行くから沖縄の青い海をずっと守って欲しい…とか言うのは本当に勝手な話だと思う。

合志川と迫間川が合流してが菊池川へと注ぐ手前で奉迎橋を渡って、右岸で他の面子と合流したのが10:00頃で、気温は恐らく26℃ほどになってたことだろう。


合志川と迫間川菊池川が合流する箇所まで川沿いにぐるっと廻って、一旦山鹿市立中富小学校付近まで戻って中川橋で迫間川菊池川を渡る。

菊池川から迫間川の右岸沿いに回り込んでいき、その支川の内田川を遡上する。

左奥に見えるのが、水辺プラザかもと。あそこに行き着くには、画面外右手を回り込んで、国道325号を右下の道でアンダーパスすることになる。

ぐるっと回りこんで、さっき渡った橋を潜って、水辺プラザかもとに着いたのが10:18頃。

水辺プラザかもとで、午後からの予定があるというのぶ氏ともりこわ氏が、いつもの通り正午には店を開けなくてはならないメガネ店長と一緒に引き返すことに。
このあとメガネ店長は、のぶ氏に案内されて坪井川沿いの道を帰ったとか。+C Shopからは市街地走行が発生するためこれまで避けてきた道だが、今後はそっちを使うのかもしれんね。
のぶ氏ともりこわ氏は、以前の勤務先の先輩後輩だったんだとか…おいらは、もりこわ氏にそれを聞かされて既に知っていたのだがががw

ここでも10分ほど休憩して…さてこのあとは、本日の目的地であるカエラのお茶会会場に向かうことに。

「さあ、あなたがた、わたしについておいでなさい」
「ははっ、姫さま!」

ずんずん進むカエラ様と、お付きの者。

「姫さま、あのギザギザは、いったいなんなのでしょうか?」
「あれですか?…あれなら、阿蘇の根子岳です…あら、あなた、ご存じなくて?」

おっ、なんとなくそれっぽくなってきた。
このガールズトークのふたりの後方では、ボーイズトークに花が咲いていた模様w

そして、ついに…

10:47に、カエラのお茶会会場に到着。
奥に見えるのが山鹿市立菊花中学校で、ここを目印にすれば着けるわけだ。

早速、妄想のお花畑に身を置くカエラ様。

そして、ここには頭に花を咲かせたひとががが

頭から花を咲かせたブルベ愛の伝道師を撮影する、酔狂なひとたち。

本日のメイン会場ってだけのこともあってかなくてか、ここには20分ほども滞在。
それでもまだまだ11:00をやっと回ったって時間経過だったから、かなりの余裕。鞠智城に着くのが11:30位だが早めの昼食でもいいか、おまいら?とみなに問うと、おなかがグー!と返ってきたので、鞠智城に向けて出発。
あ、カエラのお茶会とは彼女の妄想の世界であって、実際にお茶がふるまわれたりしたわけではねえです。
考えてみたら、ここではずっと日向にいたのに、場所が河原だったからか、さほど暑くは感じなかったんだな。

内田川沿いを菊鹿中学校経由で下流へ。
お茶会会場へ着いた時点で、暑さに加えてBluetoothやエネループを繋いでいたiPhoneが熱暴走してダウン。地図を確認できないが、だいたい左行って、右行って、真っすぐ行って…だろうと当てずっぽうに進む…いえ、この辺りなら何度もきたから、だいたい頭に入ってますよ。

2010年の国際ロードのコースの一部を追い風を利して40km/h巡航で進んで、県道196号に左折して、鞠智城を目指す。

当てずっぽうでも、ちゃんと鞠智城へ登る坂に着いた。

この坂が、なかなかのものなんだよね…

しかし、カエラ様は、フラペなのに楽々登って行ってしまわれた。
あとからかーさんに聞いたら「激坂があるとか聞かされてなかったから、あら、こんなものかしら?と思って登れたのよ(´∀`*)ウフフ」と答えが返ってきた。

11:30に鞠智城に到着。

着いたはいいが、木陰がない日向は、風も感じられない灼熱地獄。

風が抜ける日陰で暫し涼んだあと、11:45ぐらいになって14名ほどだが食事できるかと聞くとすべての人数分はご飯が足りないとの返事で困った。
ここで、ペプシン氏がひと足先に離脱。


麺類ならば用意できるってことで、席に着くが、このあとある方を不幸が襲う。
そんなアクシデントもあってかなくてか、かなりゆっくりと過ごして、昼食が終わったのは1時間後だった。
このあと、Simonご夫妻が離脱。



13:00を回ってから、今度は県道18号を廻って下る。

往路と同じ県道196号に出て、山鹿市街方向へ。

そのままちょっとした坂を登って、一本松公園に到着。
ここ、始めてきた。

この石の風車に到着したのは13:30前で、気温はすでに29℃近かったことだろう。

姫さまと従者は、木陰にバイクをお停めのようです。

とにかく日向は暑いので、木陰でのんびり。

…って、日向でも平気ないのかよ、おまいら?w

往路の時点でクリートが破損したと言っていたi氏だが、ジテツーで8年間毎日履いていたというシューズは、ついにこんな姿に…あーあ…
ここで菊陽方面に帰るという彼は離脱。帰り着くまで剥がれなければいいのだが…

見晴らしもよく、風もあり爽やかだが、とにかく暑い。
14:00には30℃を越え、ついにこの日は真夏日となったようだ。

なんと、ここでも1時間ものんびり過ごしてしまった。
いや、とにかく暑いもんで、誰ひとり動こうってしないんだもんw

県道9号、138号と繋いでいくが、歩を進めるにつれ通過点の「中富小学校」を示す案内がいくつも現れて、迷いようがなく助かった。

迫間川菊池川を渡り、中富小学校を経由して、行きと同じ合志川沿いの道に出る。

植木温泉を過ぎて、合志川から離れるあたりでかーさんが離脱。
その後、行きに通った小川沿いの道には入り損ねたものの、この辺りの地理に明るいbenbo氏やmatsu。氏らに助けられて、県道329号を使うなどして小野泉水経由で植木市街へ。
小野泉水の手前で、benbo氏はユーパレス弁天方面に帰っていった。
画像の辺りでついに気温は30℃を越え、この日は夏日となった。

なにより暑さにやられたのと、小野泉水からのアップダウン、それらもあってハンガーのノックで氏にそうだと訴える者も出て、国道3号沿いのセブンイレブン植木松原店で緊急補給ストップ。

県道113号の分岐からゆうかファミリーロードに入って、植木駅方面に下る。

ブルベ愛の伝道師が案内したい場所があると言うので、ゆうかファミリーロードの階段部分の手前まで付き合ってみる。

この祠のように設えられた水場は、ブルベ愛の伝道師が偶然発見したもので、なんでも、個人がこれを拓き、そのご家族や土地の方々がその意思を継いで維持しているのだとか。土地の名にちなんで向坂の水場とでも呼ぶことにしよう。

アクリルで立派に蓋がされた中に、たわわな水が満たされている。

ねーさんも飲んでみる。

あまりの暑さに頭から水をかぶるひともいて…はい、わたしも箱石峠の水かけ女神さまにかけていただきました。

北へ帰るブルベ愛の伝道師とはここでお別れ…いや、階段部分を通りたくなくて、彼と一緒に植木駅近くまで戻ったのだがw

この時間になって、ようやく日が陰ることが多くなってきて気温も落ち着いてきたが、それに引き換えて湿度が少しづつ上がってきたようだった。

ゆうかファミリーロードの起点に戻ったところで、マドン6.9素人氏が離脱。リアディレイラがまともに働かないトラブルを抱えての復路、暑さに上乗せしてお疲れさまでした。

+C Shopに寄る余裕がなくなったので、そこに立ち寄るというmatsu。氏、ryu氏と別れ、さかぐc氏と白川沿いを十禅寺方面に。
日も傾いてきて、どうにか人心地ついたものの、この日の暑さには本当に参った。

彼と別れたところで、思いがけない方といき会って…いや、場所柄ある意味必然だったの鴨試錬w
「今日は暑かったろう?」とこの日の我々を労ってくれた彼女、今度の週末が、ご自身がポスターのモデルにもなった壱岐サイクルフェスティバルの本番である。がんばれ!