例年のことではあるが、この
ひと月あまりはさっぱり自転車に乗れなかった。梅雨が続き週末の予定がことごとく潰れていき、月例の+Cサイクリングが予定されていた7/8を迎えたが、この日もまだ梅雨明けには早いだろう、まだだめだろうとばかり思っていた。したらば、嬉しいことに朝からカラッと晴れてくれたじゃない。思えばこの+Cサイクリング、今回で11回を数えるのだが、これまでただの一度も天候の影響による中止になったことがない。ただし、初回として予定されていた昨年8/20のそれに限っては雨天が見込まれたため公には中止…中止の告知はしたものの、参加予定者のうちの誰かくるんじゃないかと朝から集まった主催者グループの
3名は、濡れるのを覚悟でまだ雲がかかる金峰山に向けて出発、鎌研坂を登りオレンジロードを廻ってきたがほとんど降られることがなかったという幸運ぶりを発揮した。これまで雨に縁が疎く、これはもう晴れ男か晴れ女がいるのかもしれんねという話になったのだが、2回目、3回目を欠席したわたしは当該から外されるわけで、残る枠は2つてことになるわけだが…
絵に描いたような青空の下、例によって8:00前に+Cショップに着くと、皆さんすでにお待ちかね。前日の話では、数名の参加表明だと聞いていたのだが、蓋を開けてみればけっこうな数の参加者に膨れ上がっていた。ただ、愛犬の具合が悪く獣医に連れていくからって理由で仕方なかったんだけど、のぶ氏が参加できなくなったことはかなり残念だった。
16時間勤務の夜勤が控えていてこれから睡眠をとるのだというほrくんも、嬉しいことに見送りにきてくれた。ワッキーと一緒に、オレンジロードを越えて
すでに30kmほどの距離を走ってきたのだとか。いつも、本当にありがとう。
8:10に出発。この日は、普段とは逆方向の東に向かって出発。そのまままっすぐ、熊本市電A系統の併用軌道を越えて、国道3号に出る。紺屋今町交差点で国道3号を渡り、新鍛冶屋町の白川沿いに100mちょっと歩道を徐行通行。もちろん使うのは、道幅が3m以上ある自転車通行可の歩道だ。代継橋交差点で国道266号を渡り、代継橋の歩道部分を通って、そのままJR南熊本方面に向かって直進する。本荘から南熊本へ向かう国道266号のこの部分は、信号が多いことさえ除けば、道幅がある割に交通量も知れており、路肩が広くて意外と走りやすい。本荘五丁目交差点で県道22号熊本停車場線(通称:産業道路)を、南熊本五丁目交差点で市道白山通りを越えるが、このあとの予定が控えているというmatsu。氏は、この日はここまで。あらたま組と同じく早起きして30kmほど走ってきての合流だったというが、皆と一緒に行けなかいことは残念そうだった。この先の県道104号熊本浜線(通称:旧浜)は道幅が狭い割に交通量が多く、だからといって幹線道路の国道266号も通りたくないので…まずは、イワナガ自転車の手前から左に折れる。そのまま白山通りの筋違いをまっすぐ進み、ロイヤルホスト南熊本店がある南熊本三丁目交差点で国道266号熊本浜線バイパスを渡り300mほど進む。
白川の支川から新屋敷で別れその少なくない部分が暗渠となっている用水路に出たら、そこで右折、JR豊肥本線の踏切に続いて熊本市道八王子通りを越え、中央区国府本町から出水にかけての水路沿いの裏道をひたすら真っすぐ進む。JR豊肥本線の踏切は産業道路と八王子通りを結ぶ一方通行の抜け道だが、このところ工事が行われていて、自転車も降りで押して通行する必要があったのだが、それもようやく終わって利用しやすくなった。
なにこのひとのbiciclistaの新作ジャージ…おいらがMサイズを買おうと思ってたのに先に買っちまいやがって…でかいんだから遠慮してLサイズにしとけや(゚Д゚)ゴルァなんちてーw
この用水路、暗渠の部分が少なくないとはいえ、都市部から田園地帯までの総延長が7kmほどもの長さに及んでおり、最後には加瀬川の支川の木部川に注ぐことになる。
ご覧の通り、路面状況がけっしていいとはいえない箇所もあり、平日には抜け道として使われ通行が厄介な場合があるものの、休日の朝であれば集団走行するのに申し分ない道だといえよう。なにより、信号がほとんどないのがいいんだよね、集団走行には。
そのまま進むと、ゆめタウンはませんの裏手に出てくる。このショッピングモールが開店する頃になれば、そこを利用するクルマで旗日でもこの道はけっこう混み合う場合がある。
この道、実は富合町、城南町方面からの単独での帰路に使うことが少なくないのだが、まあそれも、居住地までほぼまっすぐ帰り着くからなんだよね。
ゆめタウンはませんの脇から国道57号を渡り、用水路を少し離れて住宅地の道に入る。東区画図町重富でT字路を左折、そのまま道なりに県道236号に出る。
県道に出るのだが、田んぼに行き当たったところで、変則的な四つ角を左に行って熊本市環境総合研究所の裏を通って、えとう養魚場のところに出なきゃいけなかったのを右へ進んでしまった…そうしたからといってたいした違いはないからいいのだが。県道236号も、この時間の交通量はまださほど多くはない。
下江津湖に行き当たる画図東一丁目交差点で、県道103号へ左折。
RKKルーデンステニスクラブの手前で、東部浄化センター方面に向かって下江津湖南端にかかる秋津橋を渡る。
左手の水前寺江津湖公園を過ぎたエブリワン広木店の手前の交差点で右折して、秋津川へ向かういつものカトレア保育園沿いへの道に入る。上の画像は二段階右折中の模様。
カトレア保育園の先でここを右折する以外は道なりに進んで、見通しが悪いが押しボタン式信号機があるのでなんとか渡れる県道226号を横切り、中無田熊野座神社のそばから秋津川沿いに出る。
普段は九州自動車道の高架の手前で左岸に移るのだが、この日は
メガネ店長の先導だったので高架を過ぎたところを渡った…どっちでもたいした違いはないですwご夫妻で参加のこのおふたりは、お揃いの鴨ジャージでラブラブ。
すっかり夏の装いになった秋津川沿いの市道を、益城町総合体育館へ向かう。
益城町総合体育館に着いたのが9:07で、市街地を抜けてゆっくりきたって割にはいいペースだったことが判る。
この先で右折して県道57号益城矢部線へ向かうのが本日の+Cサイクリングの本来のルートなのだが、ここでねーさんとわたしが造反、8/5に開催予定の女子会の下見と称し、皆と別れまっすぐ進んで俵山を越えるルートへと向かうことに。実はこの件、メガネ店長には前日から折り込み済みだったのだが、それってどういうことなの?とちょっと困惑顔の一同。とやっていると、トリカi氏が、造反組に即同意してくれた。
中央のメカ夫氏はサイクルマラソン阿蘇望を控えてこの日も俵山方面に行きたくて仕方なかったらしく、メカ子さんを勧誘…俵山なんて大したことないなんて甘い言葉に乗っちゃいけねえとも思ったが、なんとかなるだろうと静観…結局なんともなりませんでしたが…
木山川沿いに出て、秋には土手が赤く染まる彼岸花街道をいく。
そんなわけで、メガネ店長、
ペプシン、ワッキー、ryuの各氏はルーチンの県道57号方面に、ねーさん、トリカi、メカ夫、メカ子、わしの5名は俵山方面にと、それぞれ別行動をすることになった。って、造反組の方が多いじゃんw
これまでねーさんと
世話係として関わってきた+Cサイクリングだったが、彼女ともあれこれ話し合った結果、もっとゆるーく関わってもいーんじゃね?ってことになったのだ。かなり久々の本格ライドだったねーさんだが、県道28号に出てからの杉堂の坂へのアプローチで明らかにオーバーペース。坂でがんばれないんだから、ここでがんばらなかったらどこでがんばるんだ?って…おっしゃることはもっともなのですが…先で売り切れてしまうのが怖いので、ペースを落として!と呼びかけながら進む。
毎度けっこうやられる杉堂の坂も、そこそこのペースで登れた。
実は、前日にカセットスプロケットを11-28Tの夏仕様のワイドレシオから、これまでずっと常用していた13-25Tのジュニアカセットに戻していたのだが、変速のストレスもかなり減ったし、やっぱり使い慣れたものの方がいいなと感じた次第。
いや、一方メカ子さんはこの坂の手前から遅れてしまっていたようだが…それでもこの笑顔でピークに到着。今日は、メカ夫さんがしっかりフォローしているようだ。
まあ、緩く関わるといっても、志は同じくしていると感じているわけだが…
10:00ちょうどに着いたセブンイレブン阿蘇西原店で補給休憩をしていると、続々とローディが到着してくる。みんな夏を待ちかねていたんだなあ…
すると、なんともりこわ氏まで現れた。なんでも、GCGC坂から表地蔵を登って、裏俵山を越えてきたんだそうだ、もうすでに。もう一本どう?と話を持ちかけると、アイスを買ったし、もうおなかいっぱいとの返事だった。
もりこわ氏とのエンカウンターもあり25分ほどもゆっくり休憩することになって、いよいよ俵山へのアタックを開始。この日は女子のサポート役を務めると決めていたので、男子2名には好きに先行してもらうことに。
俵山交流館 萌の里の
手前で、後ろから追ってきたローディが1名…なんと、うんこ先生だった。どこまで行くんだと聞かれたから、カフェ山猫軒でカレーを食うと答えたら、それ(・∀・)イイ!!と乗っかってきた。X橋こと、桑鶴大橋を越えていく。
この橋も現在はLionだが、間もなくMountain Lionにバージョンアップするんだとかしないんだとか…
あっ、ねーさんが先行して待っている!w
10:53になってようやく辿り着いた俵山峠への旧道入口では、うんこ先生を含めた男子3名がお待ちかねだった。
ここから、ねーさんがまた調子に乗ってうんこ先生についていこうとするので、ペース落とせや、ばか!と、このあともしばしば叫ぶことになった。
いやしかし、これだけ空が蒼いのってば、今年始めてじゃないんだろうか。
風車群に向かって登っていくのだが、この日はまったく風がなくて、この時点では風車も全く動いていなかった…気温も平地で真夏日となったほどにうなぎ上りで…自分自身でも、ちょっと負荷をかけるとすぐに心拍が上がってしまう…いまはハートレートメーターを使ってはいないが、米噛みがドクドクしたらそのサインなのだ…テキトーにサボってやるとけっこうすぐに心拍は落ち着ちつくから、その塩梅を見ながら必要以上にムリしないで登る。
1/3を過ぎた辺りで、メカ子さんがひとり遅れていることに気づいて、上の写真の木陰がある場所でねーさんとふたりで待つことに。ところがこれが、5分ほど待ってもぜんぜん登ってこない。メカ夫さんは他の男子2名と遥かに先行してしまってるし、どうしたものかと思っていたら、眼下の道をバイクを押しながら登ってくる彼女の姿が…すぐにひとりで迎えに下るが…彼女ったら、この日同じピンク鴨ジャージだったメカ夫さんが迎えにきたんだと思ったらしいw
なんと、あのねーさんまで迎えに下ってきて、とりあえず日陰があるところまで行こうって話に。
少し登ったら、お誂え向きに緑の絨毯がある木陰があったので、そこでしばし休憩。
この頃には風が出てきていて風車も回り出していたのだが、やはりその前の無風状態の時に気温もガンガン上がって日差しに灼かれたのが堪えたらしく、彼女は軽い熱中症になっていたようだ。
そうこうしていると、一旦峠まで登っていたメカ夫さん改めジャイアンも心配になって下ってきた。さて、クーリングも充分だろう、ボチボチいこうと再出発することに。
それでもやっぱり…メカ子さん改めジャイ子は遅れてしまったわけで…
うんこ先生とトリカi氏も心配して下ってきてくれたんだけど、結局ジャイ子は、ここで
ジャイアンと引き返すことになってしまったわけで…このあと、夫婦の愛の物語があったらしいが、紙面の都合により割愛したw一方ねーさんはといえば、丸太はまだかー!と、
すこぶる元気に峠を目指す。そして、ついに丸太を越えて、3本の丸っこい風車が立つ俵山の峠が目前に。」峠の駐車場に着いた頃には正午前になっていて、この日は結局1時間半ほども時間をかけて俵山を登ったことになる。ジャイ子がのびた時に、これはもうカフェ山猫軒は諦めてあそ望の郷くぎのでのんびりするしかないかもねとねーさんと話していたんだが、はてさてどうしたものか…
いやー、年になん度あるだろうかって絶景に、
疲れも一気に吹っ飛ぶ。この景色、ジャイ子にも見せてあげたかったな…
南郷谷へドカーンと下るが、いつものことながらねーさんはダウンヒルが速い…うしろから写真を撮りながら下っていたら、とてもじゃないが追いつけやしない。
県道28号まで下ってきて右折、南阿蘇村久木野支所方面に向かう。
7月の阿蘇。
田植が早いこの辺りは、もうこんなに稲の背丈が高くって、それはまるで草原が広がっているようだった。
今日のところはカフェ山猫軒は諦めてあそ望の郷くぎのでお昼にしようとうんこ先生に持ちかけると、そんなの(´・д・`)ヤダ~ひとりでも行く〜とボクちゃん振りを発揮したので、どうしたものかと
ねーさんに聞くと、仕方ない、じゃあやっぱり行こうか、ってことになった。四季の森温泉の手前で右折してグリーンロードに入ると2kmほどで目指すカフェ山猫軒なのだが、なにしろこの道はあの地蔵峠の序盤…
いきなり7%の坂が始まって…ついにここでねーさんが音を上げた。頭が痛くなったとかで、うーむ、それって明らかに酸欠…そういえば、俵山を下るまではなんともなかったのが、久木野までのほぼ平坦を走る間にすっかりペースを落としていたのには気づいていたのだが、まあ走っているうちにはそんなこともあるだろうと、彼女が発していたSOSを見落としていた。
この坂を登り出して少しして体調の異変を訴えた時に、
上の画像に写っているお誂え向きの木陰がうまい具合にあったから少し休憩しようかと持ちかけたのだが、彼女は聞く耳を持たずに行ってしまった…そのあげく、少し先で足を着いて、ついにはバイクから降りてうずくまってしまった。畑の真ん中で日陰もなにもない場所に思えたが、倉庫代わりに使われていると思しきビニールハウスで日除けもできそうだったのでそこに招き入れて、ちょうどうまい具合にそこにあったパイプ椅子を拝借して座らせ、15分ほど休ませると、なんとか回復してくれた。
先行していたうんこ先生とトリカi氏も心配して下ってきてくれて、4名でカフェ山猫軒での昼食を目指すことに。しかし、みんな優しいなあ…
グリーンロードからアスペクタへの分岐で、なんと+Cサイクリングの本線に行ったはずの
ペプシン氏とばったり再会。なんでも、メガネ店長たちと県道57号益城矢部線を登ったあと、彼らと別れ吉無田水源から表地蔵を登り下りしてきたところだとかで、すでに昼食も済ませ、なんとこれからラピュタの道に向かうらしい。いえ、ちょっと逝きたかったっすwで、この分岐にカフェ山猫軒への案内看板が…
いえ、このひとの右側の看板の右下のがそうなのですが…
な、なんて控えめすぐる看板なんだ…
アスペクタ方面に少し進むと、左手にカフェ山猫軒への入口が…
ここの入口の左手には立派な看板があるが、それも道を走っていたら見落とすこと請け合いだろう。
最大勾配が25%で400mの距離があるというこの坂、男どももこのあと早々に諦めて押して登っていた。
ねーさんは、
始めからとーぜんこの状態でしたよ。まいっか…この先だって、なるようになるんだろうし。途中にやはり超小さな案内看板があるが、これは恐らく、この激坂の先に目指すカフェがあるとはとても思えないひとへの配慮なのだろうなあ。
自分はといえば、ねーさんを待ちながら登ったので、結果的に幾度も足を着いて休み休みだったものの全く押すことなく、そのうえ行ったりきたりを幾度か繰り返しながら、ってかんじで登り切った。いや、これだけの坂で下手に一旦足を着くと、リスタートに
とんでもなく難儀させられることになるんですよ。しかし、酷道ファンを標榜している身としては、このくらいの坂を登れなくてどーするって言いたいわけだ、自分に。
そして13:10にもなって、ついにカフェ山猫軒に到着。
5月末の二本杉峠対策でインストールした11-28Tのカセットスプロケットだったが、あそこでは28Tの恩恵を受けたなあと確かに感じたはずだったのだが、この坂を25Tで登ってみると、二本杉峠でもそれでなんとかなったのかも知れんねえと感じさせられた。まあ、二本杉峠のなん箇所かでは、どれだけペースを落としても米噛みドクドクだったし、もちろん距離が比較にはならんからね。これはもう25Tで二本杉峠を登ってみるしかないですね。
辿り着いたカフェ山猫軒では、男子2名がおなかを空かせてお待ちかねでした。
ここは、
えちゅこさんが3月にひとりで訪れた際のルポを拝見して知ることになった場所で、それ以来、いつかはカフェ山猫軒!ってのが仲間内の合言葉になっていたんだった。元々音楽家だというオーナーご夫妻らしく、壁面を覆う大量のCDと、B&W 802D。
802Dは、これを売って慰謝料に宛てたって友人もいるほどの高級スピーカー…余談でスミマセン…
入店した時にはいく組かの先客がいたが、食事が運ばれてきた頃には自分たちだけになっていて、すっかり貸切状態になった。
カフェというよりも、近しい友人のリビングを訪ねたような雰囲気で、寛げたことこの上なかった。手作り感満載なのだが、実際に
ご夫妻自ら2年4ヶ月の年月をかけて店舗兼自宅として建てたものだとのこと。
実は、もりこわ氏もここの馴染みで、オーナーからもその名前が聞けたのだが、この日はご一緒できなくて残念。
実はオーナーとはFBで繋がっていて、名乗ってみるとあらまあそうだったんですねとなった次第。自ら名乗りもキチンとした紹介もしなかったねーさんのことをすでご存知だったのは、彼女の人徳のなせる技かw
そして、お待ちかねの南インド風カレー。
この日の日替わりメニューは、「夏野菜のサンバル」と「ココナッツミルクのチキンカレー」で、4名ともそれをコンビにしていただいた。
独特だけど日本人の舌にも合うと思われる南インド風カレーはもちろんのこと、南阿蘇村特産の
無農薬アイガモ栽培・おあしす米を用いた玄米ご飯がめちゃくちゃ美味くて、大盛りにしておいて正解だった。ちなみに、画像手前が大盛りで、奥が普通盛り。ねーさんが大盛りにしなかったのを訝ったが、なんとこのあと帰り着くまでおなかもったと聞いて驚いた。
南インド風カレーは、あっさりしているように思えて口の中に濃厚さが広がって、2種類のカレーの味付けにも変化…というか動きがあって、とても楽しむことができた。
階上から見下ろす、看板猫の楓ちゃん。名うてのツンデレらしいのだが、カメラを向けるまでは、けっこう近くで馴染んでくれてて、指の匂いを嗅ぎにきてくれたりしてたんだぜ。
女の子ですねってオーナー夫妻に言うと、うんこ先生が、なんで見ただけで判るんだ?って驚いてたけど、そりゃ判るだろう猫の雌雄は顔を見れば。
1時間以上ものんびりしていて、時刻はすでに14:18。重いお尻をなんとか上げて、帰路につくことに。
険しい坂を、今度は下ることになります。これはこれで罰ゲームなわけで…実際には、勾配は大きいけど路面がスムーズで鎌研坂の下りよりかなり楽でした、短いし。
帰りはアスペクタの方に行って、そのゲートの手前で右に折れて一気に坂を下ります。
と、途中の自販機でボトルの水を補給…ランの練習を仲間と約束しているので16:30までにパークドームに行き着きたいといううんこ先生に、この先は自分のペースで行ってもらい、トリカi氏もそれにつき合ってもらうように頼んで、おふたりとは
ここで別れることになった。うん、午後になってもまだまだ暑いから、女子の体力を気づかって休憩しながら帰ろうって作戦なのだ。県道28号に出て、俵山トンネル方向に戻って、Yショップさかたから右折して、木の香温泉の前の道を下っていく。この道は白川を渡るまでは下り一辺倒の豪快ダウンヒルだし、このルートだと阿蘇五岳を正面にできるから好きなんだよね。
午前中に登った俵山の風車をバックに、夏の田んぼの真ん中を走るねーさんの姿。
南阿蘇鉄道の長陽駅を通って、国道325号までは上がらずに、栃木温泉方面へ向かう。
そうそう「夏野菜のサンバル」のサンバルってなんだろう?サンバルカン?って思ったら、インドネシア料理で使われる香辛料の一種なんだってね。マレー料理でも用いられるってことで、きっとシンガポールのフードコート辺りでそうとは知らずに口にしてたんだろうな。
「夏野菜のサンバル」は、単純な辛味だけではなくて、甘さも感じられて、使われていた茄子にも合っていてすごく美味しかった。栃木温泉へ下る道は、いつ通っても気持ちいい樹々のトンネルだ。
阿蘇朝陽大橋を渡って、立野駅方面に向かうが、
県道207号が立野から瀬田にかけて工事のため通行できないとの情報を得ていたので、なにかあっちゃやだと、ヒライ立野店がある立野交差点から国道57号に出ることにした。国道57号を下っていくと…するとやはり、県道207号は通行止めで、そのまま国道57号を走らせられることになった。
そういえば、カフェ山猫軒でトリカi氏がノンアルコールビールをオーダーしていたのだが…いや、それはまったく構わないのだが…その時に、ビールの旨さってなんだって話になって、うんこ先生がそりゃ一口目の喉越しでしょう、それが終われば焼酎だろうが日本酒だろうがなにを飲んでも一緒だし…てなことを言っていたんだが…根っからのビール好きに言わせてもらえば、一杯目だろうが10杯目だろうが、みなそれぞれ変わらずに旨いのだよ、うんこくん。
はてさてこの工事、いったいいつ終わることやら…
国道57号の立野~瀬田間なんて普段でも通りたくないのに、県道207号が使えないことも手伝ってだろうの大渋滞で神経をすり減らす。
これはもう、自走でラピュタの道に行こうって気持ちすら萎えてしまうのかもしれんね。
本来の県道207号への分岐から2.6kmも酷道を走らされて、ようやく瀬田に下る道を左手に発見できた。けっこうな坂を下ると瀬田神社から少し大津町寄りの辺りに出たので、そのまま旧道らしき道に入り、水路沿いを走った。この水路沿いの道が、涼も感じられてなかなかよかった。
道はすぐに本線に戻ったが、立野・瀬田間が通れないからだろう、県道207号も普段よりも通行量が少なく快適に感じた。
帰りは休憩しながらぼとぼちってことだったので、ファミリーマート大津陣内店に立ち寄って、アイスでクーリング。普段立野方面からの帰路に使う機会多い県道145号だと運動公園を過ぎるまでコンビニが1軒もないのだが、こちらはそれがいくつかあってその点ではなかなか助かるんだ。
暑い日は、がんばるよりもまず休もう…いやあ、この日は本当にそう思った。
とか思っていたら、この日の+Cサイクリングのあとにそれも含めて200kmも走った強者もいたわけだが…
大津町陣内から左折して、いつもの県道145号に向かう。
田んぼの向こうの俵山の風車群が、ここから見るとみな正面を向いていてくれていたってことは…この先を右折すると、当然ながら向かい風になるわけで…
この先を右折して県道145号に入ると、高遊原の小高い山が日陰になってくれて、涼しくてずいぶん楽になった。向かい風も、涼しい風を運んでくれているのだと考えれば、けっして悪いばかりじゃない。
終わってみて感じたのは、自分の周りにいる男子…に限った話じゃないが…は、みんな優しいんだなってこと…
でも、ひとに優しくするには、まずは自分が強くなきゃだめなんだよね、きっと。
その他にも思うことが少なくなかった今回のライドだけど、途中でごちゃごちゃ言ってるし、まいっか。