1年ぶりの緑の駅は近所に本店が移ってきていた

7月16日に吉無田、西原村方面に単独でファンライドした際に、吉無田高原 緑の駅に立ち寄ってみた。昨年の7月9日以来だったら、実に1年振りのことである。
場所は、御船町、吉無田高原 緑の村キャンプ場入口の近くで、吉無田水源からだと2kmほど、らくのうマザーズ 阿蘇ミルク牧場から3kmほどの距離。県道57号益城矢部線の歌野酒店の分岐からだと、屋形川沿いに5kmちょとのかなりきつい坂を登らされることになる。
この日は、益城矢部線を益城町側から登って、八勢川沿いから吉無田水源を廻るルートを辿った。

ここはNPO法人 燻製本舗優豚（ゆうとん）が、その自社製品であるベーコンやスモークチキンを生産する目的で昨年5月に施設を引き継いで営業しているもので、小さな物産館といった風情の店内ではこの土地の特産品なども販売されている。

ここにはなんと、サドル支持タイプのサイクルハンガーが設えてある。
いや、これだけで我々サイクリストへのアピール度は高いんじゃないだろうか。
実はこのサイクルハンガー、こんなのがあればいいなと昨年7月にここのオーナー氏に自分から提案していたものなのだ。本当に作ってあって驚いた＜無責任なやつw
いやあ、手作り感溢れるものだが、必要充分なできだ。
もっとも、店番をしていた彼女はこれが何なのかまったく知らなかったのだがw

自家製ベーコンを用いたベーコンレタスバーガーをいただく。
ふんだんに野菜が使われていて、燻されたベーコンの香りが口いっぱいに広がり、かなり美味だった。
実はこのハンバーガー、保存ケースから出てきてレンジでチンして供されたもの…
聞けば、この燻製本舗 優豚、現在ではJR水前寺公園駅北口でハンバーガーショップとして営業しているらしい…なんと、うちのすぐ近く…徒歩でもわずかに10分ほど…ではないか。

その店の開店もあって、吉無田高原の緑の駅はしばらくの間営業していなかったらしいのだが、本年5月から、みっつ前の画像でレジに立っていた彼女が、土日祝のみベーコンの製造と店番を行なっているとのことだった。
さっきのベーコンバーガー、ここで作ったベーコンを使って水前寺で作ってまたここへ持ってくるらしいのだが、風味が全く落ちていないから、毎日どうやっているんだろうと不思議に思った。

せっかくもらったこの案内も、この日の帰りに降られた豪雨でご覧の通りのありさまになった。

オープンスペースにはちょっとした椅子とテーブルのセットもあって、高原の景色を眺めながらなかなか寛ぐことができる。

トイレだけの利用も歓迎とのことで、吉無田高原を訪ねた際にはぜひ立ち寄っていただきたい場所のひとつだ。