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2012年7月30日月曜日

ヒグラシの鳴くみちへ…7月29日阿蘇・県道111号阿蘇吉田線

今年もここへ帰ってきた。
10:30の時点で、この写真の手前の火の山トンネルの入口に設えられたデジタル気温計は24℃を示していた。それは、昨年7月31日にここを訪れたときより2℃高いものだった。いや、昨年は気温以上に涼しく感じたこの道だが、今年はこの高地(この場所で標高1,000mほど)でもかなり暑く感じられた。
その気温の高さのせいなのか、月の半ば…つい半月ほど前にこの地を襲った豪雨の影響なのか、昨年ここで聴くことができたヒグラシの大合唱はその数が半減…いや、がっかりするほど音量が減っていた。
それはどちらの影響なのか、その両方によるものなのか判断できない。
でもそれが、この写真には写っていない阿蘇の山々に残された大きな傷跡と、同じく写真に刻まれることがないヒグラシの声の寂しさ、それらを目の当たりにして感じたことのすべてである。

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