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2011年4月23日土曜日

テセウスの船

スポーツ自転車の場合、購入する際にお仕着せの完成車にするって選択肢もあるんだが、フレームを含めたパーツを寄り集めて1台に仕上げるってのが基本だったりする。これは、基本的に各パーツの規格が揃っているからできるわけだ。昨今では違メーカーで規格が異なることが少なくなく起きるし、同じメーカーでも世代によっては厳密な互換性がないなんてことが起きてしまうが、それはまた別の話。
そんなわけで、1台のロードバイクにしても、いつしかパーツが入れ換わっていって…そう、基本的には上位パーツに替わっていくわけだ…うん、元がTIAGRAだったのがいつしかDURA-ACEに総取っ換えになっていたなんて話は枚挙に暇がない。
かくいう私も、メインで乗っているロードバイクのパーツのほとんどが、2年以上をかけてすっかり入れ換わっている。なにしろ、元から残っているのはリアディレイラーだけなのだから。あ、ハンドルとステムもそうだが、これももう換えるんジャマイカ?
そのリアディレイラーもあるアクシデントで壊れてしまって、ついに別のものに換えることになってしまった。
つか、そもそもフレームそのものを1年前に換えているわけで…なんだ、元からのものが残らないじゃん。
さて、リアディレイラーを交換したとして、それはそもそものバイクとは全く違うものなのか?
いや、けっしてそうではない。
乗り継いでる者にとっては少しずつ変わっていったその変化を変わっていくその度ごとに感じているわけで、仮に、最終的にその全てが入れ換わったとしてもそれは同じバイクなんだと思うんだ<個人の感想です。

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