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2011年11月19日土曜日

バルブに特殊な処置を施してみた。

オータムコネクション2011の時に強く感じたのだが、少し前からCARRERA VELENOのフロントから異音がしていて気になっていたんだ。
ホイールの回転に合わせてだろうか「ツン、ツン、ツン」という感じで鳴って、その音の大きさ自体は小さなものなのだが、走っている局面によってはひどく気になることがあって、なんじゃこりゃ?原因はなんなんだ?どっか当たってる?ハブ?スポーク?リム?…はたまたヘッドとかBBやらの音が反響して前から聴こえるの?と、あれこれ探ってはみたが、まったく思い当たる節がなかった。それでも一旦気になると、これがもう気になって仕方ないのだ。
このこともあって、本日、イワナガ自転車さんにバイクを持ち込むと…「音ですか?うーん、そうですか…音は難しいんですよね…」とかなりの難色を示されたのだが、ちょっと乗ってきますと言って1ブロックほど廻ってきた彼が戻ってくるなり口にしたのが「判りました、バルブです」だった。バルブ?バルブって、チューブに付いてる空気を入れるためのあのバルブですか?…とは思ったが、すぐさま、あっ、そうか!と合点がいった。
バルブが、リムの穴の縁に当たって音がしていたんだ。
リムにはバルブを通すための穴が穿たれているんだけど、それはバルブの径よりほんのちょっと大きくて、要するに遊びが設けてあるんだ。で、バルブとリム穴の当たりがかなり微妙だと、ホイールの回転や荷重によって、本来離れているのが、ある条件によっては当たってしまって、それで音が出ていたってわけ。いや、むしろ当たり切っていた方が固定されて音なんてしないって、そういうものなんだ。
使っているリムはアルミで、バルブは真鍮と金属同士だから、そこで発生する音が小さいものであっても、乗っている者にとっては黒板を爪で引っ掻くような気に障る音になっていたんだ。
原因が実証されたのは、上のようにゴム輪でバルブを固定してみたから。
こうしてやると、バルブが全く遊ばなくなって、異音が一切しなくなったのだ。
これまで幾度となくバルブの交換はしてきたが、今回の様な異音を強く感じたことはなかった。でもそれは、鳴っていてもたまたま条件によってはそうと気づかなかっただけだったのかもしれない、それが証拠に、同様の違和感を訴えてくるケースはけっして少ないものではなく、イワナガ自転車さんによれば、稀によくあることらしい。
リムの穴の真ん中にバルブを通したつもりでも、なんらかの原因でチューブがずれてしまったらこうなってしまうこともあるわけで…これを避けるには、バルブがリムに直接当たらないようにビニルテープやセロファンテープなどをバルブに巻くか、若しくは、こんなちっちゃな音は(゜ε゜)キニシナイ!!ようにするしかないらしい。んまあ、完成車についてるようなチューブだと、バルブを固定するためのナットが付いているものもあって、それならばこんなことは杞憂なのだが、あれはあれで扱いが面倒臭いんだよね。
で、結局、上の画像の処置のままですw

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