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2012年5月27日日曜日

間違いなく二本杉峠です…五家荘集合サイクリングに参加してきた・その1

国道445号の二本杉峠を超えて、五家荘に向かうことにした。五家荘集合サイクリングに参加するためだ。その二本杉峠には、1,100mもの標高がある。
とはいえ往路は50kmちょっと、休み休み行っても4時間見ておけば11:00過ぎの着が余裕だろうと、7:40にセブンイレブン熊本出水2丁目店からうんこ先生と出発して、普段のルートで砥用町方面へ向かう。普段通りとはいえこの日の序盤は、県道103号出水ふれあい通りを直進して、国道57号を渡り突き当りを下無田神社方面に右折して国道266号浜線バイパスを経由してめど町橋を渡って緑川の左岸に出るといった久々に通るルートであったが。本来、甲佐の安津橋を渡って碧川の右岸に出るところを、この日は時間的余裕もあったので、山側の県道240号に右折して、中央小学校から坂を登って突き当りを左折、けっこうなアップダウンを国道218号に左折してみたが、これがなかなかいいウォームアップになった。

そのあと、更に余裕をこいて二股橋に立ち寄ったが、今年になって設けられたこのくだらないユニークなモニュメントにはクソワロタ思わず笑が漏れた。
新年祢橋を渡って、熊本美里佐俣店の手前を右折して国道を離れ、砥用町の山沿いの道を、途中道を間違えながらも国道445号の酷道部分を目指した。

田舎道を進むと、かりまた荘で国道445号に出るので、津留川を渡ってここを右折。ここで9:27で、特に飛ばさないで、寄り道した割には休憩をほとんどとらなかったからか、想定より少しいいペースだった。

いきなり登りが始まるが、ここの時点もうすでにきつい。

すっかり戦闘意欲がなく、うんこ先生にどんどん置いていかれてしまう。

景観もなんとなく似ているが、大通峠の中盤辺りからがいきなり始まるって感じなのだ。
そう、罰ゲームはすでに始まっていたんだ…


津留川荘付近に、残り距離を示す青い表示があった。ここで9:39。
この表示、このあとも1kmごとに現れるが、今回その1kmの長さを思い知らされることになった。

ここでセンターラインが消え、狭隘部分に入る。




のどかな田舎道に見えるが、勾配はすでに10%前後を推移している。

ここは集落で、のんびり犬の散歩などしている方もいるが、実は半端なくキツイくて、10%超え…いや10%を大きく上回る勾配が頻出して米噛みが大きく脈打つ。とにかく、登るとか登らないではなく、歩くよりも遅いような速度になってしまう中で、いかにして停まらないかを試されることになった。
この先でエントラントだろう男女3名が休憩していたが、写真を残すような余裕もなく挨拶だけで通過。

本当に1kmって長い!と思っていたら、あまりの余裕のなさに残り9kmの表示は見落としていたようで、9:58で残りは8kmになっていた。しかし、これはラッキーだったんだろうか?w

狭隘部分を一旦抜けるが、勾配はまだまだ10%を越えていて、人心地つくどころではない。

なんとなくなだらかになっている箇所もあるが、絶対に騙されてはいけない…これは罰ゲームなのだから。…

10:07に、残り7km地点を通過。

景観もそうだが、状況はなにも変わらない。

残り6kmの地点で、10:17。

しかしまあ、よくぞ前日にカセットスプロケットを13-25Tから11-28に換えてたおいた自分を思わず褒めたくなった。25Tだと、とてもじゃないが足をつかずに登り終わすことはできなかっただろう。

登りが辛いのはもちろんだが、ここを下ろうとは一切思わない。

この日の熊本市の最高気温は、真夏日目前の29.8℃。標高800mのほどのこの付近でも25℃ほどあっってもおかしくなく、登りではすっと汗まみれだった。それでも、やっと木陰では涼しい風が吹くようになってきた。

10:26に、中間点ともいえる残り5kmの表示。

残り5kmを過ぎてすぐに、今回のイベントに関わっている県のスタッフが待ち構えていた。

KCAのあらモン事務局長が自走で登ってきて、そのままスルーしていった。…って、自走で登ってきたのか?w
自分はといえば、ボトルの水が尽きかけていたので、画像左の水場・七郎次水源で補給するために3分ほど休止。ここは水量が少なくチロチロとしか出てないため、590mlのボトルを満たすだけでかなりの時間を要した。軽トラで水を汲みにきていた方に割り込ませていただき助かったが、このあとまた別の水汲みびとが現れ「こりゃ、ずいぶんかかるバイ」と悲痛な声を上げていた。
そりゃまだずいぶん…あと半分もあるんだからね…と、自分に言われた様な気がした。

一気に500mほどの標高を登ってきた。1kmで100mのぼってるわけで、多少の緩急はあれど、ずっと平均勾配10%だったわけだ。

残り4km地点を、10:37に通過。

カーブミラーに映るおのが姿。今日は、先週に引き続きbiciclistaのCAMOジャージだ。


峠までまだ。3kmもある…

登山口からの標高差500m、海抜700mぐらいの高さまで登るとこんな感じ。まだまだ手前の山が高い。

この辺りで、前日にイワナガ自転車さんでお会いしたわたなb氏が追い抜いていったが、ついていく余裕も、写真を残す余裕もなかった。

5km地点から平均勾配が7%ほどに落ち着くが、まだまだ気が抜けない。
「水場を超えたら、少し緩くなりますから」と、さる方から事前に言われていたが、これが大うそ、ウルトラ激坂が普通の激坂になっただけだった。

10:53、あと2km。

11:00、あと1km。

展望所まで500m。

木立が途切れると…

空間が開ける。

展望所には先人の姿が。

判りにくい展望所への入口を回り込んで。

目指してきた標高1,100m地点に、11:05にやっと到着。
そう、やっと罰ゲームが終わった…のか?

県のスタッフもクルマで上がってきた。
この展望所に気づかなかったのか、先行していたうんこ先生の姿は既になかった…あとで聞いたら、待ちくたびれたれて先に行っちゃったんだってw

ご苦労さまな、TIMEとCARRERA。

こちらも、県のスタッフの方々。
大通峠と同じく、熊本市方面が見渡せて、霞んではいるが、雲仙、有明海、雁回山、金峰山、飯田山、甲佐岳などが一望にできる。
右手前に見える町が登りはじめの砥用。けっこうきたつもりなのに、あんなに近く見えてショック…その分短い距離で勾配を稼いだって話なのだが。


さて、10分ほど休憩したし、ぼちぼち先に行きますか。



国道445号を五木村、人吉方面に直進すると二本杉峠の道標があるのが、熊本県下益城郡の砥用町(現:美里町)と八代郡泉村(現:八代市)の境界だが、この前後の標高は大きく変わらないようだ。



下りが始まって。

イベントスタッフの方の誘導に従ってここで右折。曲がってすぐにちょっと登りになるところでシフトダウンしたら、空転する11Tに入れてしまってけっこう焦ったw
さて、これでやっとヤマメと猪汁、山菜天ぷらにありつけるってわけだ。
ところで、15歳から30年以上をかけて県内の峠という峠を登り尽くしてきたいわモンに、このあとこう聞いてみた。
「県内の10km以上続く峠道で、いちばんキツイのはどこですか?」
帰ってきた答えはこうだった。
「間違いなく二本杉峠です」

2 件のコメント:

  1. ひろえさん、こんにちは。
    砥用から二本杉峠の激坂、お疲れ様でした。
    熊本でロードバイクにのっておる限りは、いつかは越えないといけない坂だとは思っておりますが、ひろえさんの詳細なレポートを拝読いたしまして、自分も登ったかのような、模擬体験をさせてもらいました。
    よって今シーズンの二本杉峠はもういいかな?
    という気になってしまいました。

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    1. そうですね、いつかは越えるのだろうと思っていましたが、あんなにキツイとは夢にも思いませんでした。
      そう、ロードバイクに乗り始めて間もなくして登った坊中線を思い出しました。
      その時は、キツくてキツくて、阿蘇なんて二度とくるもんか思ったものでした。
      まあ、阿蘇にはその後なん度も登っているわけですが、日本杉峠をまた登る日はくるのでしょうか?

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