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2011年3月2日水曜日

ヘビのひと咬み

ロードバイクのタイヤをcontinental GP4000Sに換えて以来、換えてすぐの一昨年10月にチューブのバルブ付近の不具合が原因と思われものを喫して以来だから17ヶ月に及ぶまでただの一度もパンクチャーを経験していない。それ以前に履いていたMICHELIN PRO3RACEの時には10ヶ月の間にスネークバイトを2回、貫通を1回、ウォールカットを1回と、記憶しているだけで4回はパンクしていたのに、GP4000Sではただの1度もそれがなく、このタイヤには全幅の信頼を寄せているのである。とはいえタイヤの信頼性がいくら高かろうが、磨耗していて本来の性能を発揮できないとしたらどうしようもないことはいうまでもない。
さて、サイクルマラソン天草での135kmの走行を明明後日に控え、リアのタイヤがかなり減っているのをどうしたものかと思う。スリップサインはまだ残っているのだが、かなり扁平になってきているし、グリップだって落ちてきてるし、転がり抵抗も増して…って、交換しなきゃって思うだけで結局そのまま走るんじゃないかな、大した下りもないし。
スネークバイトというのは、クリチャータイヤ(タイヤチューブを内蔵したタイプのタイヤ)の接地面の反対側、つまりタイヤの内側にあたかもヘビ蛇の牙で咬まれたように二つの穴が並んで生じるパンクのことだ。接地面と反対側になぜ穴が?というに、気づかないうちに極小のヘビがバルブから侵入して、チューブの中で成長したのち外へ出るためにチューブを咬み千切ろうとして起きるものだ。このスネークバイトを避けるために、ツール・ド・フランスの山岳コースであるペイルスルド峠にはヘビの怒りを鎮めるための石碑が立てられている…って、ツールで誰がクリンチャーを使うんじゃい!
スネークバイトといえば、ビールとシードル(リンゴの発泡酒)を使ったカクテルのことでもあるが、口当たりがよくいかにも飲みやすそうなために気がつくとヘビにひと咬みされたように足腰が立たなくなることからこの名がついたらしい。
ロードバイクのスネークバイトはリム打ちとも呼ばれ、路面の段差などを越える際にチューブが強く押され中の空気とリムがゴッツンして起こるものである、正しくは。
チューブもカクテルも、足腰が立たなくなるって点ではよく似ているよね。
さて今宵は、シードル抜きのスネークバイトでも飲むとしよう<ただのビールじゃんwww

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