昨日、NHK総合テレビジョンの「NHKニュース7」を見ていたら、今住んでいる地元が豪雨でとんでもないことになっていて驚いた。なにしろ15万5千人に避難勧告が出たとかで、それに含まれてなかったからなのか、風雨の激しさは承知していたが全く気にも留めなかった。
そのあと続けて「ダーウィンが来た!生きもの新伝説」を見ていたら、南米、イグアスの滝滝に生息するオオムジアマツバメのことをやっていた。以前タカの話をした時に、ハヤブサがワシ、タカなどの猛禽類ではなくスズメやツバメに近いと知ったと書いたのだが…
で、その番組の舞台だったイグアスの滝の存在は厨房の時に読んだ奇譚本か何かで初めて知ったんだと思うが、その頃「香港から来た妖精」として知られていたアイドル、アグネス・チャンと…イグアス?アグネス?…うーむ、すっかり空目した。同じく当時、いまでいうメソポタミア文明を当時はチグリス・ユーフラテス文明と教えられたが、それもアグネス・ユーフラテス文明だと思っていたような気がする…いやどうでもいい話だが。
いまやトンデモ活動家としての側面のみになったアグネスの存在は上の与太話以上にどうでもいいのだが、その1972年の日本デビュー曲の「ひなげしの花」は図らずもヒット曲となり、哀しいかないまでも多くの日本国民が知る流行歌のひとつになっている。しかし、個人的には「ひなげしの花」よりも1974年の「ポケットいっぱいの秘密」の方に思い入がある。
なぜならば、岡林信康らと並んで日本語ロックを牽引したバンド、はっぴいえんどのドラマーにして作詞者だった松本隆の商業作品第一号がその曲だったからだ。松本はそののち流行歌の世界で「木綿のハンカチーフ」によって、これまでになかった男女の文通形式での掛け合いをひとりの女子に歌わせるというスタイルを提示し、そののち松田聖子に書いた多くの流行歌のヒットなどもあって、日本を代表する流行歌作家となった。
ちなみに、先日放映されたNHK BSプレミアム「希代のヒットメーカー 作曲家 筒美京平」では1976年の第27回NHK紅白歌合戦で太田裕美が歌った「木綿のハンカチーフ」が放送されたが、かの番組の1曲の時間制限内に収めるために物語性が高い歌詞であるにも関わらず4番まである中の3番をすっ飛ばしてその上テンポも速く残念だった。
閑話休題。「ポケットいっぱいの秘密」が自分にとってエポックだって理由は、アレンジ(共同編曲は笑点の東海林修w)と演奏を担当したのが、松本の引き合いでもあったのか元はっぴいえんどの細野晴臣が主要メンバーだったティン・パン・アレーだったって点だ。
下のソースは、1977年のTIN PAN ALLEYの2作目のアルバム「TIN PAN ALLEY 2」に収録されたある意味セルフカバーなのだが、今聴いてもその音楽センスの高さに瞠目させられるし、なにより細野さんのベースラインが半端なく心地よい。
南米、イグアスの滝は落差80m、幅3キロにわたって広がる世界最大の滝です。この滝に向かって小さな鳥が次々に突入します。オオムジアマツバメです。一説では時速170km、水平飛行では世界最速と言われています。天敵を寄せ付けない滝の裏側を子育てやねぐらに利用します。アマツバメはどのように滝を越えるのでしょうか?ハイスピードカメラで撮影すると、水の壁を突き抜ける巧みな飛行術が明らかになりました。最速の鳥が最大の滝に突入するスペクタクル!といったNHKの煽り文はともかく、番組自体は興味深く拝見し、これによってツバメとハヤブサが近縁だってことを、なるほど感じることができた。
で、その番組の舞台だったイグアスの滝の存在は厨房の時に読んだ奇譚本か何かで初めて知ったんだと思うが、その頃「香港から来た妖精」として知られていたアイドル、アグネス・チャンと…イグアス?アグネス?…うーむ、すっかり空目した。同じく当時、いまでいうメソポタミア文明を当時はチグリス・ユーフラテス文明と教えられたが、それもアグネス・ユーフラテス文明だと思っていたような気がする…いやどうでもいい話だが。
いまやトンデモ活動家としての側面のみになったアグネスの存在は上の与太話以上にどうでもいいのだが、その1972年の日本デビュー曲の「ひなげしの花」は図らずもヒット曲となり、哀しいかないまでも多くの日本国民が知る流行歌のひとつになっている。しかし、個人的には「ひなげしの花」よりも1974年の「ポケットいっぱいの秘密」の方に思い入がある。
なぜならば、岡林信康らと並んで日本語ロックを牽引したバンド、はっぴいえんどのドラマーにして作詞者だった松本隆の商業作品第一号がその曲だったからだ。松本はそののち流行歌の世界で「木綿のハンカチーフ」によって、これまでになかった男女の文通形式での掛け合いをひとりの女子に歌わせるというスタイルを提示し、そののち松田聖子に書いた多くの流行歌のヒットなどもあって、日本を代表する流行歌作家となった。
ちなみに、先日放映されたNHK BSプレミアム「希代のヒットメーカー 作曲家 筒美京平」では1976年の第27回NHK紅白歌合戦で太田裕美が歌った「木綿のハンカチーフ」が放送されたが、かの番組の1曲の時間制限内に収めるために物語性が高い歌詞であるにも関わらず4番まである中の3番をすっ飛ばしてその上テンポも速く残念だった。
恋人よ いまも素顔で
くち紅も つけないままか
見間違うような スーツ着たぼくの
写真 写真を見てくれ
いいえ 草にねころぶ
あなたが好きだったの
でも 木枯らしのビル街
からだに気をつけてね
からだに気をつけてね
木綿のハンカチーフ(3番のみ掲載)オイオイ、ここいいとこだろう、これがなきゃ駄目だろう…って、どうでもいいかwww
作詞:松本隆
作曲:筒美京平
太田裕美といえば、1980年頃に新宿のライブハウスで見かけたことがあるなあ、それこそどうでもいい話だw木綿のハンカチーフ 太田裕美 HIROMI OHTA 1975 PCM(ソフト高音質)
閑話休題。「ポケットいっぱいの秘密」が自分にとってエポックだって理由は、アレンジ(共同編曲は笑点の東海林修w)と演奏を担当したのが、松本の引き合いでもあったのか元はっぴいえんどの細野晴臣が主要メンバーだったティン・パン・アレーだったって点だ。
下のソースは、1977年のTIN PAN ALLEYの2作目のアルバム「TIN PAN ALLEY 2」に収録されたある意味セルフカバーなのだが、今聴いてもその音楽センスの高さに瞠目させられるし、なにより細野さんのベースラインが半端なく心地よい。
TIN PAN ALLEY 2 ポケットいっぱいの秘密いや、今回話したかったのは、実はこっち。
ボーカル:マナ
あの松本隆が、アイドル歌謡曲の歌詞に今で言う「縦読み」を仕込んだことがある。twitterやtumblrで袖摺り合う仲のE-WA(いーわ)氏のエントリーだが、おちゃめじゃん、松本www
1974年6月リリース、アグネス・チャンのヒット曲「ポケットいっぱいの秘密」がそれだ... まあ、要するにこういう歌詞があったわけで;
あなた 草のうえ
ぐっすり 眠ってた
ねがお 優しくて
すきよって ささやいたの
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