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2011年6月15日水曜日

手のひらを握りしめ僕をつぶせばいいんだよ…久々に江とクマ

スイーツ大河シエもようやく人気者ムカイリが登場、これでどうにか実質的な本役入りとなって、芝居的な面白みは増す気配なのだが…脚本が脚本だけにねえ。しかし、岸谷五朗の信長は実に残念なわけで…なんとゆうか…うん、野心がありすぎなんだよね。自分なら佐々木蔵之介をキャスティングするかな…だめ?
江に天下人・信長の影を見ていることから、信長は江に頭が上がらないっていまの設定は、それなんて孫悟空と釈迦如来なんだが、実際そんなところからの安易な発想なんだよね、田渕ならさ、秀吉=サルっていう。
信長から引き継いだ強大な力で秀吉は次々に侵略を続け、分不相応な天下統一を目論む。そんな秀吉に江は、お前にいかほどの力があるのか、力があるのならわたしの右の手のひらから逃げ出すことができるだろうと問うた。信長は地の果てまで逃げるが、そのいく手を天にそびえ立つ5本の柱…江の指に阻まれる。
いつまでも 一緒だと
囁いている 君はただ
手のひらに 僕を乗せ
転がしている だけなのさ

Paper Doll 僕等の恋は
まるでおもちゃさ
遊び疲れる時を きっと
君は待ってるんだ

いつだって おんなじさ
愛の本音も 判らない
君はただ 僕の事
ひとり占めして いたいだけ

Paper Doll 僕等の恋は
まるでおもちゃさ
遊び疲れる時を きっと
君は待ってるんだ

もし僕を 本当に
ひとり占めして いたいなら
手のひらを 握りしめ
僕をつぶせば いいんだよ

Paper Doll 僕等の恋は
まるでおもちゃさ
遊び疲れる時を きっと
君は待ってるんだ

いつまでも 一緒だと
囁いている 君はただ
手のひらに 僕を乗せ
転がしている だけなのさ

いつまでも 一緒だと…


PAPER DOLL
作詞・作曲:山下達郎



山下達郎 / Paper Doll

「ちょっと暗い歌になってしまいました。これは、とても、いい歌ですね。なぜかっていうと、これは山下達郎くんの、確か作詞作曲の…はずですよね?山下くん。ですから、あのぉ、よぉく、顕れてるわけですね」
矢野顕子:1982年12月のラジオ番組(FM東京?)の番組中にこの曲を歌ったあとのコメント
山下のギターといえば、SPARKLEの16ビートのミュートカッティングがいの一番に思い浮かぶのだが、カーティス・メイフィールドばりのこの曲の、間奏のワウギターもなかなか痺れさせる。って、山下は1976年当時にはワウペダルを足で操作しながらギターを弾くってことができなくて、ワウエフェクターを通さずに一旦録音しておいて、後から自ら手でワウペダルを操作して音を加工したんだって。なんで自分でプレーできないようなことをやったの?って疑問は、実際の演奏を聴いて判断して欲しい。

ひとはみな自由でいたいと願っている。なのに、社会に縛られ、家庭に縛られ、責任に縛られて生きている。そんな中で、ささやかな自由を求めてその檻から飛び出していく。それでもやっぱり、誰かの手のひらの上に乗っていたいと思っているのかもしれない。

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